動物が幸せを感じるとき―新しい動物行動学でわかるアニマル・マインド

目次: 

1 動物の幸せ
2 犬
3 猫
4 野生の動物
5 動物園
6 馬
7 牛
8 豚
9 ニワトリ

内容紹介: 

〈アマゾンより〉

動物と人間の共生関係は、いま新しい時代を迎えている。犬に必要なのは、たんなるリーダーではない?猫のほんとうの喜びとは?神業のようなホースウィスパラーの秘密とはどんなものか?人間は動物たちに「身体的な幸せ」より、ワンランク上の「精神的な幸せ」を与えることができる。そのために重要な4つの情動システム(探索・怒り・恐怖・パニック)をわかりやすく解説。

商品備考: 

テンプル・グランディンは動物学者。自閉症を抱えて居ながら、その自閉症の特性を活かし非虐待的な家畜施設の設計者、准教授として活躍。自閉症だからこそ動物の心が判るといい、この著書に詳しく書かれています。また、映画にもなったようですが日本では公開されていないようです。

以下のサイトで講演している所をご覧になれます。

TED テンプル・グランディン:世界はあらゆる頭脳を必要としている。

 

本の中で、

「犬にとって、リーダーではなく親の代わりが必要と言う考え方はどうだろうか。犬は遺伝的に見れば、子供のようなオオカミだ。進化する過程で幼形進化という段階を経た。子犬の成長は、オオカミの子の発達より早く止まる。犬は、いわば成長が停止したオオカミ。」

として

「犬は成長しきっていないオオカミだという考え方からすると、飼い主を我が子のように扱う人は、結局、正しいのかもしれない。(中略)飼い主はリーダーになる必要が確かにあるが、それはそうしなければ犬がアルファ(階級第一位)になってしまうからではない。人間の親が子供のリーダーになる必要と同じことだ」

とります。

 

とても納得した。確かに犬たちは単にアルファ(階級第一位)になるべく暮らしているというより、親でありリーダーである飼い主との絆や愛情で幸せを感じている、と思う。

 

その他に、何匹で飼うか、といったことを今までとは違った角度から解説している。他の動物たちについてもとても興味深い内容でした。

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