スピリチュアル シリーズ  リーディング編

カウンセリングの時間は30分。限られた時間にどれだけのことが聞けるのだろうか、と期待はしていたが以外にも色々な内容を聞けた。実際にはその先生が見えるものや状況を私に伝えてくれるのでストーリーになった出来事を話してくれる、というものではなかった。例えば祖母が出たとしてもそれが私の祖母かどうかはその先生には判らない。そこで、その見える状況を私に伝えそこからの判断は自分次第ということになる。
物の場合は、その先生に見えたとしても先生にはその見えたものと私の関係などはわからない。聞いた話だと、ろうそくが出てきてその先生も意味が判らなかったし、その本人も意味が判らなかった。しかし、震災で停電がありろうそくを灯した、という結果になった、という具合だ。

さて実際のカウンセリングだが。
私の場合も数人の人が出てきたしいくつかの物も出てきた。その中で「亡くなった父が私にメガネを買えと薦めている」といわれた。私の目に何か問題があるかと聞かれたが事実視力が悪くなってきている。しかし、メガネを改めて買うほどでもないし、受け流した。すると更に父が何故かブルーのような色のメガネを指差してこれがいい、と薦めているといわれた。そういうメガネを買う予定があるかと聞かれたが、正直全くない。
「お父さんは気になってるみたいだね。一体どうしてだろね?」 という事でその話題は終わった。

それから半月ほどした時だった。私は車の運転用に車内にメガネを置いてる。ついうっかり忘れてしまって車に乗ったらメガネがなかった、というのがイヤだからだ。それがその日はその車内用メガネが見つからない。何処を探してもない。どうやら落としたようだ。
数日後、家の門の上にそのメガネがボロボロになった姿で置いてあった。どうやら家の駐車場で落としたらしく車で踏んだような跡もあった。しばらくそのメガネを見て呆然とした。実はそのときまでリーディングで言われたことを忘れていたのだった。しかし、そのメガネを見たとき、これではいくら見つかっても修理が不可能だとわかり、購入しなくてはいけないと思った瞬間、リーディングで出てきた父の言葉を思い出したのだった。

それからしばらくして、ショッピングセンターというのかそれよりは大きいが、そこの中のメガネ屋さんでいつも買っていた。たまたまそこへ寄る用があったので、ついでに父の薦めているブルーの色の入ったメガネを探しにそのメガネ屋に立ち寄った。店員さんに「父にブルーを薦められました」と説明するがその自分がおかしかった。実際に言われたわけでもないのに。。。。
そして、前回の視力のデータがあるのでついでに視力を測ってみましょう、と言われ測定した。乱視が悪化していてやはり見えにくくなっていた。今もっているメガネとサングラスも度数を変えたほうがよいのでは、という結果だ。
フレームもブルーの入ったメガネは難しいといわれたが、一つだけ茶色の中にブルーの入ったフレームがあり、それが一番顔としっくりくるデザインだった。

その後、この出来事につてい偶然だろうと事実だろうとどちらでも構わないと思った。
要するに、人は死んでしまっても魂は生きている、そうスピリチュアルでは伝えているがその意味が少しだけ身近に感じられたことの方が私には重要だった。

父と恭平が亡くなってからというもの色々なことが変化した。悲しさや辛さは何を持っても埋められない。何が埋めてくれるのだろうかと模索すればするほど判らなくなる。そして次第に生きることへの疑問すら感じる。何もしていない自分の過去を思い起こし頑張る意味を見失う。今までも頑張ってなかったじゃないか。。。と。
叔父は言う。「少しでも長く生きていたいからな」と。でも「いつ死んでもいいんだよ」と。
父も言った。「長くとは言わない。もう少し頑張りたいんだ」と。でも「ダメならダメでそれでいい」と。
そこまで言えるほど生きていないんだな、と思う。

不安、恐れ、恐怖、怒り、恨み、そういったネガティブなものは叔父とこのときの父には微塵もない。スピリチュアルではそういうネガティブな感情をカルマと言うらしい。
亡くなった人の魂はもちろん、自分を守ってくれたり、本来の道へ導く役目の霊などがいると考えるスピリチュアルの世界では、そういうネガティブな感情を捨てることが大切だといっている。そういうネガティブなものを捨てることで本当は自分がどんな姿なのか、今何をすべきなのかが少しずつ判ってくるという。

早い話が私たちがよく耳にする守護霊様とか指導霊とかがいて、その人たちは自分をきちんと守ってくれているが実生活では全くそういう事を考えもせずに好き勝手に生きて、好き勝手に文句や不平を言っている。
その守りを感じられるようにするには、ネガティブな感情を捨てることが必要だということだ。

きっと色々な守りを感じ、ネガティブな感情をそぎ落としたなら、新しい道が見ているかもしれない。でも、そんな容易に出来ることではない。
そもそも守りなんて信じたくもなかった。あれだけ頑張ったのに天に昇るなんて、守りがあるはずもないと、反抗的だったし、魂があるはずなんてない、と懐疑的だった。
しかし、今は父の薦めたメガネをかけてパソコンに向かっている。

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