老犬介護~ジュディーの記録5

やっと熱が下がり、動けるようになったのは日曜日の夜だった。
しかし、依然としてのどの調子が悪く体調は万全とは言えない。ただ、ジュディーはその間大きな変化はなくどちらかというと安定している。

前は朝起きてから振るえがしばらく続き、食事をすることもしんどそうだった。今は、その振るえが少し落ち着いていて、以前に比べて良くなっている。
夜になると徘徊といえる行動をとっていたが、それも一時期と思うと少し落ち着いて来ている。動物病院で治療を受けられない今、できる限りのことはしているが、その中の一つにヒーリングがある。
これは日本の物ではなく、寄付で成り立っているところで、世界に目を向けると有名なヒーリングセンターである。
寄付をするにも外貨でする必要があるし、必ずしも誰もができるわけではないのでここで公表をすることは避けようと思う。
私は多くを望んでいない。ただジュディーが苦痛がなく、今ある生を彼女の行き方で生き抜くことができる、それ以外にはない。それをヒーリングセンターに伝えた。

長生きをして欲しいに決まっているが、長く生きることより今ジュディーが幸せであることの方が重要だろう。いずれ誰もが行くだろう上の世界に魂が帰るとき、愛情を連れて行って欲しいというのが根底にある。この愛情は、決して私の自己満足で長生きをさせることではなく、無理やりに何かをさせて生きながらえさせることでもないのだ。きっと、見えない力はそういう思いに同調してくれたのだろうかと思う。

そして今までは、恭平の次、さくらに遠慮、という間に挟まれ、それで当たり前で生活をしていた。しかし、今、ジュディーは介護されることで自分が一番だと感じることが多い。その愛情を感じ幸せそうな表情をするジュディーがいとおしい。

必ず私の後ろをついて歩き、自分と私の距離が遠くなることは決してない。特に、この数日、寝込んでいる間に一緒に布団に入り、常に私と共にいる安心感は彼女にとっても良い時間だったようで、平和そのものだった。咳が出て苦しむ私の顔を覗きこみ心配そうな顔をして私をなめる。いつもの優しいジュディーは平和と共にさらに優しさを増していった。

ヒーリングの効果なのかどうか判らないが、この穏やかで平和な時間を与えられた事に感謝したい。
いや、見えない天の力は5月の風と共にジュディーに降り注いでいるに違いない。

 

judy is old dog

blog tag: 

コメントを追加

Plain text

  • 使用できるHTMLタグ: <a> <img> <em> <strong> <cite> <blockquote> <code> <ul> <ol> <li> <dl> <dt> <dd>
  • ウェブページアドレスとメールアドレスは、自動的にハイパーリンクに変換されます。
  • 行と段落は自動的に折り返されます。
画像
ファイルは 1000 MB 以下のサイズでなければなりません。
利用可能な拡張子: png gif jpg jpeg
CAPTCHA
コメントをされる方は以下にチェックをお願いします。