解体する3

一旦は家に帰り、ランチをするが解体するKさん宅の一角に、私の家の中でいらないものを置いておいたら処分できるよ、と声をかけてもらった。ちょうど食器棚を処分した時の不用品が残っていたので午後からそれらを運んだ。

 

Kさんの庭先に植わっている薔薇が欲しくて挿し木用に枝が欲しいと伝えた。しかしI・Mさん(話題に始めて出てくる近所のおばさん)がすでに欲しいと言って来た後なので無理だと言われた。

そこに偶然表れたのがI・Mさん。

Kさんが、Mちゃん(私)が枝を欲しいと言っている、と伝えてくれたところ

「もう私がもらうのであなたにはあげられない。」

と即答。だわな。

見ると土を掘り根っこごと持ち去るつもりらしい。私は枝を1~2本分けてくれたら挿し木できるから、と伝え薔薇の枝を数本分けていただいた。

私がカットするのを拒み、I.・Mさん自身でカットした姿を見たKさんは

「まぁ、欲しいのはMちゃんなんだから、カットさせてくれればいいのにねぇ」

と半分あきれ顔。

 

そこへまた、Yさん登場。

陶器製のプランターが大量に処分されている場所へ行き、何かが欲しいと言っている。そこへI・Mさんが加わり、火鉢を発見。私に持っていけという。が、使わんて。

やんわり断ると今度は名入りの陶器のお皿を発見。それもI・Mさんが

「Mちゃん、もらいなさい」

と。要らんて。

 

今度はKさんに

「捨てたらもったいないからどこかに置いておけ」

と。

「私はいらないから捨てた。欲しいならあなたが持っていって」

とのやり取りに、今度はYさんが

「そうだ。あんたが持ってけ。誰も欲しと言ってないぞ。もうゴミだ

と、判ったような判らないようなことをI・Mさんに言う。笑いたいけど我慢。

 

驚いたことにYさん中々勇気があるらしい。

「欲張りだな、あんた」

と。I・Mさんに向かって言う。ハッとしたI・Mさんは

「そんな言い方するなら持っていけない。もういいわ」

お皿を手にしながら言う。

「いいんだ。ゴミだ。持ってけ。この人(私)はこんな古いのは使えねぇ。あんたぐらいだ。」

Kさんも加わり

「そうそう。若い人が使うものじゃない。私も使わないよ」

多分私を除く3名は若く見積もって70代。若さを強調するには歳の差が近すぎる。

 

ふと思う。お一人は間違いなく80代。母が生きていたら間違いなくこの中に入り、主導権を握っていたに違いないと。

 

これまでの登場人物

Kさん  さくらが好きだった方 女性 80代 

Iさん  男性 70代後半か80代?  家庭菜園をされている

Yさん 男性  多分70代?  御隠居の身でKさんいわく「ヒマ人」

I・Mさん  女性  70代後半 畑仕事が得意で薔薇を土ごと掘り起こすパワー持ち

Mちゃん(私)  私です(笑)  年齢不詳   恭平、ジュディー、さくらを愛しているブログ管理人

 

今日の一枚。

2月になると地面の下では雑草が目を出す準備をしている。ジュディーもさくらもそれまでは庭先の日向ぼっこはしなかった。

地面の温度を感じてたんだろうなぁ、と思う。

 

 

 

 

 

 

 

 

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