解体する4

これまでの登場人物

Kさん  さくらが好きだった方 女性 80代 

Iさん  男性 70代後半か80代?  家庭菜園をされている

Yさん 男性  多分70代?  御隠居の身でKさんいわく「ヒマ人」

I・Mさん  女性  70代後半 畑仕事が得意で薔薇を土ごと掘り起こすパワー持ち

Mちゃん(私)  私です(笑)  年齢不詳   恭平、ジュディー、さくらを愛しているブログ管理人

今回登場するのは

Eさん 女性 私とEさんの娘さんは同級生  母もEさんとご主人ととても仲良かった。

 

I・Mさんはさらに、Kさんの家の蘭が欲しいそうで、根こそぎ掘り起こし一輪車に乗せた。

私に

「Mちゃん、欲しい?」

「いらないよ。」

「いいよ。少し上げる」

「ほんとにいらないから大丈夫」

と、Kさんが

「これは増えるばっかりで綺麗な花が咲かないからMちゃんはいらないよ。無理にあげなくてもいいよ」

と言った言葉が聞こえないのか聞こえるけど無視なのか。。。。

 

 

 

結局、I・Mさんは一輪車に薔薇、蘭、火鉢、陶器の皿を乗せてる。

帰り際、私に

「Yさんが私に向かって欲張りばばぁ、って言ったけど、そんなに欲張り?」

と聞く。

それを言ったYさんの度胸は大したもんだ。

 

そして、私とKさんだけになった時、畑の向こうをEさんが愛犬太郎を連れて歩いてきた。

「Eさ~ん、こっちから行って!」

と、私たちのいる所に立ち寄るように促した。

「わざわざいいわ。あっちへ行くから」

と叫び返えしたが、田んぼのど真ん中を太郎を連れて歩いてくる。

来るのか来ないのか?来たいのか来たくないのか? そんなことは気にすることではなく目の前にある現実、つまりあっちへ行くという言葉より、こちらに向かって歩いてくるEさんとそれを笑顔で出迎えるKさんの姿が全てだ。

 

そして、なぜか庭先で座り込んで世間話が始まった。もちろん私は帰るタイミングを失い、言われるままに座った。

大した話をしていないので半分適当に聞き、適当に言葉を返していた。その時Eさんが

「あんたのお母さんとダンナが夢に出てきた」

唐突すぎるその言葉に

「なんで?」

と聞いてしまった。Eさんだって知るわけない。

 

 

 

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