恭平の物語(Story of Kyohei)



父母娘。その娘がまさかの子育て

旅立ち

そして、里親の家に行く日。もっと悲しいかと思っていたけれど、とても嬉しかった。どちらの里親も、とても素敵な方で、愛情を持って接してくれるに違いないと確信していたからだろう。新しい家庭で愛情を持って可愛がられる姿は容易に想像ができた事も事実だ。

 最期の1匹。弟が里親になる予定の女の子はまだ家にいる。無責任な弟は一度は自分が飼うと言っておきながらいまだに連れて行かず我が家にいる。「3匹も」と言っていた母もこの子の可愛さには勝てない部分があり、弟が「いつ連れて行くのだ?」とあまりしつこくは言わない。父も「Tの所(弟)よりここにいた方が幸せだろ?」なんて弟のことを当てにしていない。母の様子を見て、我が家で飼っても良さそうだと判断し、名前を考えた。ちょうどさくらの咲いていたときに生まれた子だから「さくら」にしたと世間には説明しているが、実は違う。長くなるからそう説明しているだけで、本当は「恭平」は皆が割と驚く。面白い、とか人間みたいとか、名前だけ聞くと私の子供だと思ったとか、ひどい人は「しょうへい」とか、「こうへい」とか聞き違える。そして「ジュディー」は「ジョディー」とか「ジュリー」とか間違えられる。近所の「Iさん」はいまだに「ジョデ」と呼ぶ。特に年配の方々には、理解しにくい発音らしい。私の発音が悪いのも理由だろうか?

それに比べて、「さくら」はどう間違っても「さくら」と覚えてくれる。「姫」と言うのも私の中では候補にあったが、公園で大きな声で「ひーめー」なんて呼ぶことができるだろうか?ちょっと恥ずかしい。それに姫と呼べるほど美しくもないし、可愛くもないと思われた悔しいじゃないか?しかし本人は(さくら)自分を間違いなくお姫様と思っている。やっぱり「姫」でよかったか????

 さくらは、母親と父親との間でいろいろな事をスポンジのように吸収していった。ジュディーが庭に穴を掘ればさくらも穴を掘る。ジュディーが昼寝をすれば昼寝。ご飯を食べるとご飯。行くところへは何処へでもついて行くし。しかしさすがに階段は上がれない。下からキュンキュン言っているが、ジュディーは自分で覚えなさいとでも言わんばかりに無視をする。ただジュディーが階段を上がる姿をじっと見ていて、何度も挑戦をする。何度か失敗をした後に成功し、今では3匹の中で一番階段のぼりが早い。かなりのスピードである。

 お手や、お座りをジュディーと恭平がすると誉められる。するとその誉められた姿を観察し、一度も教えた事が無いのに「お手」をした。これにはさすがに私も驚いた。覚えた人間の言葉の数もさくらが一番多い。要領のよさと愛嬌を自分の見方にしたさくらは結局私の両親のアイドルとなった。私は恭平が1番。ジュディーが2番。さくらが3番という態度を崩すわけにはいかない。恭平とジュディーの子供だからこそかわいいのだから、まずこの両親を大切にしたいと思う。

父、母、娘

恭平は妻、ジュディー、娘、さくらと家庭を持ち、甘えん坊のやんちゃ坊主がいつの間にか貫禄をつけてた。一応一家の主人としての認識があるのだろうか? 散歩に出かけた時にこんなことがあった。

 川沿いにある芝生の生えた広い公園のようになっているところへ3匹を連れて行った。この頃のさくらは目に付くものに集中してしまい、団体行動を取れるほど大人ではなかった。ドッグランのような公園なのでリードを放していたのだが、振り向くとさくらは何かに夢中になっていて、私たちのことに注意を全く向けていなかった。そんなさくらを見ていたらちょっといたずらをしたくなった。川の上にかかっている橋の柱に、恭平とジュディーと私は隠れたのだ。さくらはどういう行動をとるのだろう? さくらからが気がつくと誰もいない状態だった。しばらく目に付くものに気を奪われていたが、ふと気がつくと、だれもいない。すると慌てたさくらは私たちが来た方向へ走り出し、私たちを探し始めた。そしていないとなると又反対の方向へ走り探している。あっちへ走りこっちへ走りと探し回るさくらの行動を見ていたら、いきなり恭平が走り出した。なんだ?と様子を見ていると、恭平はさくらの元に走り、さくらが恭平に気がついた。恭平はさくらのさくらの先に立ち私のいる方向へ走り出した。でもさくらは慌てていてそれどころではなくて恭平にはついて行かず、立ち止まったまま途方にくれている。すると又さくらの元に走り、こちらに来いとでも合図している様子。やっとさくらが気がつき恭平の後ろを走り出したら、恭平はさくらを時々振り返り、ちゃんとついて来ているのかを確認しながらついに私とジュディーのところまでさくらを連れてきた。そして、私の目を見て、尻尾をふっている。それも2匹とも。この日からさくらは置き去りにされそうな程に離れる事が無くなった。

 ジュディーは私の母が嫌いだ。母もジュディーが嫌いだ。なつかないからと言うのが理由らしい。さくらは2匹の間で育ったせいだろうか?何をしたら怒られて、何をしたら誉められるかを知っている。しかし、時々羽目を外し、私や母に叱られる。ある日さくらは母にひどく叱られた。さくらが怯えるほどの大声で「さくら!!!!」と怒鳴ったのだ。するとジュディーが母に向かって吠え始めた。さくらの前に立ち、母に向かって吠えている。ジュディーは母親と言う認識を持っているのだろうか?ちなみにジュディーが叱られても、さくらはジュディーをかばう事は無い。

 私がさくらを叱ると、ジュディーはテーブルの下に隠れる。恭平は「僕はいい子だから叱られないもん」と言いたげに私とさくらの様子を見ている。やはりこれからしてもジュディーは母になついていないのだろう。

 父は? 「一度も叱ったことは無い。お前達は叱りすぎだ。なあ、お前達はうるさく叱られるのは嫌だよなぁ。」だそうだ。

 ある日、叱られたときの態度に変化があったことに気がついた。いつもは大人しいジュディーが珍しく私に叱られた。すると、3匹が私の前に来て、全員で反省をしている。じっと私を見つめて、もう悪いことはしないから怒らないで、と訴えているかのようだ。私は「恭平とさくらは関係ないの。ジュディーが悪いの」と言っても、2匹も反省のポーズを取っている。ま、大体が「恭平とさくらは関係ない」という言葉を理解するとも思えないが・・・・しかし、たとえば恭平が何もしていないのに、私が叱ると恭平は態度で示す。「僕は何もしてないんだ。どうして怒るの?」という表情がそれで、私にはの表情を見ると「恭平は悪いことをしていないんだな」と判る。それがこの時は反省のポーズを取り、私が「もういいよ」と叱るのをやめる合図を待っている。これは、誰かのしたいたずらは団体責任。つまり僕の責任でもあるんだ、と言うことだろうか? この先ずっと、1匹を叱ると3匹が反省、ということになった。

 ちなみに叱られたときに見せる態度は3匹とも個性がある。恭平は私のひざのすぐ前に座り、じっと私を見つめ、瞬きすらしない。凛として「はい。僕は叱られています」という態度だ。ジュディーは私の目の前に座り、頭は下を向き、目だけ私を見る。すると黒い目の下の方に白い部分がくっきりと出る。恨めしそうと言う表現がぴったりだろうか? さくらは耳を頭にぴたりとくっつけ目を見開いて私を見つめる。いちいち私の言葉に耳が反応し、ピクピク動くのが特徴的だ。私は一通り叱ると「もう判ったでしょ? よし」と言う。口癖だと思うが、その口癖をいつの間にか3匹は知っていて「「もう判ったでしょ? よし」と言うといっせいに尻尾を振りまくり甘えてくる。どちらかと言うと、叱られて反省すると言うより、「もう判ったでしょ? よし」と私が言うのを待っているだけだったりして・・・・と3匹を疑っている。

 団体行動と言うと、3匹が団体行動を取るのはもちろんだが、その頭は実は私である。家の中をまるでカルガモの親子のように私が先頭、次に恭平、次にジュディーとさくらという順序で歩いてる。部屋を移動するときはもちろん、庭に出るときも同じようにカルガモ状態だ。時々「あ、忘れ物!!!」と反対方向へ歩き出すと3匹を蹴飛ばしそうになることもある。ソファに座るなら3匹も座る。最近は3匹は賢くなってきて、私がソファに座ろうとする前に3匹はソファに座っている。2匹なら私の右と左と言う位置で納まるが、3匹なので1匹は私の横に座れない。そのため、いち早くソファに上がって私の横のポジションを取ろうと考えているのだ。なんと可愛い愛犬たちだろうか? と思っていた。が、私の横に座りたい理由は私の足を枕にするためだと気がついた。ずうずうしいにも程がある。

 あまりについて回るので時々「いちいちついてこなくていいのよ」と言うが、ここまでの人間の言葉を理解するはずは無い。父が「おい、お前達。ついて回らずにここにじっとしていろ」と3匹に言うが、ほとんど無視だ。よく考えると家の中で一人きりになるときは、おト○○とお風呂ぐらいだろうか? 

 車の中のポジション争奪戦も、今の定位置が決まるまでは結構激しかった。助手席には2匹座ると、3匹目はきつい。そこで、1匹は後ろに座る必要がある。その1匹はさくらとなった。しかし、さくらが後部座席で満足するはずは無く、結局さくらの定位置は運転席と助手席の間にある肘を乗せる所(肘掛?)となった。

 これは私の車で運転をするときに限る。父が運転をすると、ジュディーは助手席、さくらは同じく肘掛の上。恭平は私と一緒に後部座席に乗る。だから恭平のことは大好きだ。

 3匹もいるとしつけが大変だと言う方もいるが、これが以外に楽である。ジュディーが家族になった時は、恭平をジュディーが見習うために以外にしつけが楽で、さくらの時には、恭平とジュディーを見習うためにもっと楽であった。お座りとか、お手なども殆ど教えた記憶が無くて、両親の行動を見て覚えた。さくらは生活の習慣等もどんどん覚えて、しつけに手間どう事も無かった。私の両親は恭平とジュディーとよりもさくらを猫可愛がりしている。それに愛嬌も一番あるし、恭平とジュディーの両親の愛情と、私たち家族の愛情を受けているためか性格もとても純粋だ。しかし、欠点は遠慮を知らないということだ。普通は生まれてまだ赤ちゃんのうちに親兄弟と離れて新しい家族の下へ行き、親兄弟と離れる寂しさや、新しい家族となじむまでの孤独を味わう。しかし、さくらはそれを知らないので、可愛がってもらう事や、愛情をかけてもらう事が普通のこととしか思っていない。恭平やジュディーは自分以外が可愛がられたりすると、いじけた表情を見せて自分が可愛がってもらうまで待っているが、さくらにはそれは全く無い。誰かを可愛がると、「私も!!!!」と何処からとも無く飛んできて、恭平やジュディーを押しのけて愛嬌を振る。それが人間にとってはとても愛嬌があるととるだが、恭平とジュディーにはたまらない。さくらの行動には押されっぱなしとなってしまう。しかしさくらはそれが迷惑な行動だとは認識していない。この辺り、私が恭平やジュディーに気を使う事が必要だろう。

 それ以外は3匹は仲がよく、私たちの家族の一員として楽しい毎日を過ごしている。

 3匹との平和な生活が続いていたある日、母が「もう子供は作らないのか?」と聞いてきた。心がぐらついた。恭平とジュディーの子供はあまりに可愛すぎて、もう一度子育てをしたいと思っていたのも事実だった。

 子供が生まれて、その子たちが新しい家族の下へ旅立つのを見るのはとても嬉しいことだったし、さくらを見ていると、生命の神秘すら感じる。ジュディーのお腹に新しい生命として誕生し、生まれてきた後は一つの命を持つ。こんな素晴らしく神秘的なことはないと、大げさながら感じていた。そのためかもう一度だけ赤ちゃんを産んでもらって、どうしても犬を飼いたいと思っている家族の下に健康な子を飼ってもらえたらとも思っていた。そう、シンディーの時のように幼くして伝染病の心配も無く、親兄弟の愛情の中ですくすく育った子犬を届けたい、そんな感じだ。反対に、手放すときに寂しい思いをすため、もう赤ちゃんを見ることはしないでおこうとも思っていた。

が・・・・結局2度目の出産に挑戦することになった。

 無事に妊娠をして、エコーの検査をするとなんと5匹の赤ちゃんがいるということが判った。飛び上がった。 こんな小さな体で5匹も出産と言う大変なことを乗り越えられるのだろうか?獣医さんは「まあ、素晴らしいですね。でもこの子なら安心していいですよ」という言葉をもらった。その言葉どおり、ジュディーは5匹を私がオロオロするのを尻目に難なく出産した。2匹の女の子と3匹の男の子。今回も私はメロメロで寝るときもジュディーと赤ちゃんの横で寝た。

やはり赤ちゃんはたまらなく可愛い。この時も結局私は赤ちゃんと毎晩一緒に眠った。この時もジュディーは赤ちゃんを触らせてくれない。恭平ももちろんお産箱に入ることはもちろん入り口に立つだけでジュディーに叱られる。私と恭平はいじけていた。さくらはというと赤ちゃんがミーミーと泣くとそれに合わせて顔をかしげ、瞬きすらしない程興味を持っている。それにお産箱の前にいてもさくらは何故かジュディーに叱られないのだ。どうしてだろう?

 そして外出している私に母から電話があった。「さくらがお産箱の中に入り込んでいる」というのだ。ものすごい勢いで私は驚いた。どうやってさくらはお産箱の中に入れたのだろう? 
 そしてお産の翌日、さくらは何を思ったのか恐る恐るお産箱の中に入って行く。すると、ジュディーは以外にも怒らない。そしてさくらにつられて恭平がお産箱に入ろうとしたら、恐ろしい勢いでジュディーに叱られた。何故だろう?

ダックスの恭平
さくらの子育て法

しばらくさくらはお産箱の隅でじっとジュディーが子育てをする姿を見ていた。そのうち、自分も横になりお産箱の中で寝ている。なるほど、ジュディーのおっぱいをもらおうと思っているのだ。自分もまだ赤ちゃんだと錯覚したのに違いない。結局ジュディーが怒らないならそのままにしておこうということになった。

 ところが、ある時、さくらは横になったままスリスリ赤ちゃんに近づいていく。どうやらおっぱいをあげるフリをしているのだ。不思議な事におっぱいの出ないさくらに赤ちゃんが近づいていく。するとさくらは、じっとして自分のお腹に抱き始めた。とうとう赤ちゃんはさくらにたどり着きおっぱいを探っている。しかし出ないために、ミーミー言う。さくらはその声を聞き「いけないわ」みたいな感じで自分の手で赤ちゃんをだっこし始めた。獣医さんに相談すると、偽妊娠といってよくある事らしく、そのままにしておいても構わないと言われた。

 ある時、ジュディーがトイレの為にお産箱を離れた。するとさくらはお産箱をのっとってしまって、さすがのジュディーもえらい勢いでさくらに噛付いた。驚いたさくらは逃げたのだが、それに懲りる事は無い。ミーミー言われるとついついお産箱へ入り、「おっぱいを上げなきゃ」といわんばかりに赤ちゃんをだっこする。そしてとうとうおっぱいは出るようになった。なんとさくらの満足そうな顔か。。。。。自分の下に赤ちゃんがいないと、自分から赤ちゃんを抱っこしに行き、手ですり寄せ、お腹に抱っこをしてご満悦。5匹なので小さな体のジュディーからはどうしても1匹か2匹はあふれてしまう。さくらが子育てを手伝ってちょうどいいぐらいだ。恭平は?もちろんジュディーに立ち入り禁止の命令を下された後、仲間には入れてもらえない。。。。そんなしっかりした母親と、母親のまねをするさくらの2匹で子育てはとても順調だ。

 あっという間にハイハイをし始めた。ジュディーは2回目のお産のためか、堂々としたもので少しぐらい赤ちゃんがミーミー言っても高いところからじっと見守り、不要に手出しをする事は無い。しかし、さくらはどうも赤ちゃんのミーミーに弱いらしい。血相を変えて飛んで行き5匹に異常が無いかをチェックする。たいしたもんだ。この頃からは恭平もやっと子育て参加の許可が出た。赤ちゃんをなめたり、じゃれついてきたら相手をしたりと、一家全員での子育てが始まった。

赤ちゃんがゲージから出ることが出来るほど成長したときの事。さくらは赤ちゃんはゲージの中にいるから安心だと思っていたらしいのだが、ヨチヨチ歩きの赤ちゃんがゲージから出てしまった。それを見たさくらは、慌てて飛んで行き、何とかゲージの中にもどそうとする。赤ちゃんの首の後ろを加えて移動させるつもりが、さくらには要領が判らず赤ちゃんを頭ごとくわえてゲージに戻そうとした。あかちゃんは溜まったものではない。このまま食べられるとでも思ったのだろう。大泣きしてしまった。慌てたさくらは私のところに飛んできた。なんとかして欲しかったのだろう。やはり母親としては役不足である。しかし、ジュディーはソファに座ってその様子を見守っているだけで慌てる事も無い。さすが、本物のお母さん。「大したことじゃないわよ」という態度が憎らしいほどだ。

 赤ちゃんの離乳食が始まり、ヨチヨチ歩きも始まると兄弟どうしでじゃれ付くようになる。5匹も赤ちゃんがいると、賑やかだ。観察していると、すでに弱い子、強い子、どっちでもない子、と様々な性格が出始めた。そんな5匹の子供達の遊び相手はもっぱらさくらと恭平で、ジュディーはやはり必要以外はソファの上からじっと様子を見ていて、これは母親の出番だと判断する以外は余計な手出しはしない。まさに母親としての貫禄だ。さくらにしてみたらこの子達は兄弟になり、さくらお姉さんはこの子達のとても良い遊び相手となり、先頭を走るさくら、一生懸命追いかける子犬たち。こういった遊びから子犬たちはルールを覚え、愛情を知り、いろいろな事を学習しながら育っていく。私はこの子達がしっかり愛情を知り新しい家族の下へ旅立っていく事を願っている。

 生後40日。そろそろ里親を探し始めなくてはならない。ペット・ショップでは生後40日以上の子でも店頭に出すが、獣医さんが言われるには、生後50日までは親兄弟と一緒にいることが望ましいらしい。ルールや愛情を学ぶには大切な時期で、50日が一番適切だと言う事だ。里親も見つかり5匹全員が新しい家族の下へ行った。最初のお産ではさくらが残っていたからなのだろう。とても幸せな気分で見送ったのだが、今回は強烈に寂しさと空しさ、喪失感が私を襲った。もう二度と赤ちゃんは作らない。こんなに寂しい思いをするなんて私にはとても耐えられない。